|
芸術はなぜパトロンを必要とすのるか?
イヴ・サンローラン氏の遺品が競売にかけられ総額5億ドル近くとニュースで知る。 その中に1860年に英仏連合軍が中国清朝の離宮であった北京の「円明園」から 略奪した青銅製の「十二支動物像」ネズミとウサギの2体も1,800万ドルで落札され、 中国が返還要求をしているようだ。 1715年イタリアからイエズス会士として中国に渡り清の皇帝に仕えていた宣教師 ジュゼッペ・カスティリオーネ「郎世寧」の物語を思い出した。 カスティリオーネはキリスト教徒としての布教は許されなかったが宮廷画家として 清朝歴代の皇帝に仕えて東洋のベルサイユと言われた「円明園」を設計した人。 20世紀のファションデザナーとして一大ブランド帝国を築いたイヴ・サンローラン氏が 18世紀のデザイナーのカスティリオーネの作った美術品を隗集し、またそれが富豪の 手中に移る。芸術はなぜパトロンを必要とするのか? 海野弘著「パトロン物語 アートとマネーの不可思議な関係」を読んでみようと思う。 堀川治人
 ジュゼッペ・カスティリオーネが描いた 「儀礼用甲冑を着けた乾隆帝」
テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術
|